Drafts

@cm3 の草稿置場 / 少々Wikiっぽく使っているので中身は適宜追記修正されます。

中間発表を終えた

なんか拙い準備と拙い発表内容で、担当教員にも主査含め発表を聞いてくださった先生方にも申し訳ない気分がいっぱいで、そのことがまた申し訳なさを増幅していたのだけれど、担当教員とランチに行った際に研究についてちょっと熱く語った瞬間があった。

オープンデータの抱える2つの問題として1つめはオープンじゃないものがオープンと呼ばれて推進されてる問題、も一つは、データの活用が限定的である問題を述べた。後者に関して、難しいアルゴリズムキラーアプリが求められているのではなくて、だれでも簡単にサービスや再構築した知識が作れる状況こそが求められているし、データのウェブはそれを支援できるし、その方法論を4章に書きたいんだと語った。先生は「今の仕事もそこに盛り込めるとイイね!」とおっしゃって下さった。

まさにLODのコミュニティがやってきたこと、現職で僕が腐心していることを俯瞰してまとめる、語ることになる。それは枠組みとして情報学的な方法論なのか、むしろ学術情報サービス構築の方法論に近いのではないか、という憂いはあれども、楽しんで書けそうでもあるし、雑多で情報学的論文になりにくい仕事をちゃんと学術的意義のある話に変身させる良い方法でもある気がする。