背景
- ケータイなくしたので、新しいケータイとして買った。スマホは持っていない。
- iPad mini を WiFi で普段使っている。家にもインターネット引いてるし、職場でもWiFi 使えるし、外でも WiFiルーター 持ってる。050の電話番号も別途持ってはいる。
- 事前に感じていた必要性は、「SMSによる認証を可能にすること」「個人の電話番号として書くことができ、快適に話せる電話番号を持つこと」
Pros
- かわいい
- 機能が絞られているので、電話以外でダラダラいじることがない。
- 本体代も維持費も安い。契約を新規契約にすれば本体代がタダ(契約手数料とかがあるので初期投資は3261円、月額989円)。
- SMSの受け取りができるので、international なウェブサービスでよく用いられる SMS による認証が可能。050の電話番号でできないのはこれ。
- 通話音質はもちろん良い。WiFi による050通話はまだまだこの点がなー。
- 端子は microUSB なので lightning ケーブルみたいに断線のたびにお高い出費を要求されない(100均で質のいいのが売っている、lightning も最近100均で売っているが質が悪い)
- アラーム機能がある
- Bluetooth でつなげば iPad などから電話帳などを管理、追加できる(「親子のきずな」という名前のアプリを用いる)
- 電源のオートオン、オートオフ機能はないが、「本体設定」>「音・バイブ」>「マナーモード設定」>「自動 設定」で、マナーモードの自動オンオフがあるので、夜中にかかってくる電話に起こされることはない
- 電池の持ちがよい。平均20日くらい持つ。
Cons
- このキッズケータイというよりストレート型全般のデメリットだが、カバンに入れておくと勝手にボタンが押されて発信していることがある。メニューキー長押しでロックがかけられるが、かけ忘れやロックすら勝手に外れることがある。他の人のYahoo!知恵袋やブログでは警察に勝手にかかってしまったとの報告も(機種が違うかもしれないが、緊急電話へのショートカットキーがあるのでかかりやすい)。僕も旅行会社等に3回、ある先生に1回、かかってしまった…。今は、ケースを使うことで対処している。個別連絡先のショートカットキー登録はしていない。
- 「〇〇の人は1を、それ以外の人は3を」…みたいなのができない。意外と登場機会がある
- 入力は中央のキーを方向キーとして使い数字や文字を選ぶ方式
- 電話をかけるたびに電話帳に登録する必要があり、それも面倒。意外と機会がある
- 何かのサービスに係る電話、例えば飲食店の予約で1度切り、しかも取れるともわからない電話番号登録するのはありえないが、出張先でそういう需要に見舞われたとき、職場の固定電話はなく、これを使わざるをえない。
- 人との待ち合わせ
- ここらへんは、Wifiで用いる050電話を用いるとマシ。
IP電話や通話アプリについて
キッズケータイとは別にパソコンやiPadで電話することも増えている。こういう手段についての記事は世の中には山ほどある。
050の電話番号が手に入り、一般の電話番号にもかけられるもの
2019年4月加筆時点でも音質は総じて良くないが私が使っているものをあげておく。
- SMARTalk 基本利用料無料で使った分だけ後払いというのがよい。
- My050 基本利用料無料でプリペイド式なので先にまとめて購入する必要があるが、050では一般的に掛けられないフリーダイヤルが使えるという利便性がある。
専用のIDで掛け合うもの
- LINE: プライベートではいまや基本ツールで欠かせない。ポケットWiFiでは音質は良くないが家のWiFiだと音質も十分
- WeChat: 中国の友人とはこれを使う
- Skype: Windows に組み込まれたこともあって使っている。大学の業務で遠隔会議にもよく使う(Polycomが用意できない環境も多いので)
- discord: 特殊なポートを使うため大学では使えず、なんとなく使わなくなったが、同時通話機能の質が高かった。
- Google Hangout: たまに指定があれば使う
その他
- ネットができないので MyDocomo の登録が携帯からできないが、契約時にショップでやってもらえる。
- dカードでの引き落としにしたら、dカードの年会費はタダになってポイントがたまる。クレカをあまり無駄に持つのは(管理が行き届かなくなって)良くないけれど、僕はちょうど必要性が生じていたので契約した。
- 大学入学時に親名義の携帯を譲り受けて以来、名義変更を行っていなかったので、今回「親から独立している」ことを理由に名義を自分のものにしつつ、「キッズ」ケータイを契約するという冗談のような手続きをした。
2021年7月追記
3年半使って、楽天モバイルに転入し、rakuten mini に機種を変えました。楽天が約2万ポイントくれるというので、解約金留保を今年秋まで続けることで1万円ドコモに奪われるのを許容して、2019年から4番目の移動体通信事業者に参入した楽天に乗り換えたというわけです。ちなみに、もともと freetel の小型機種(android ではなく独自OSを載せようとして散々なことになった)とかも買ったりしてたのですが楽天に買収され、050番号としては上でも挙げている SMARTalk を運営しているフュージョンコミュニケーションズも楽天に買収され、という流れもありました。Rakuten mini は大人が持つ機種としてもキッズケータイほどの珍しさはないので特に記事を書くつもりはないです。普通に使いやすいです。キッズケータイより劣るのは節約しても3日くらいしか持たないバッテリーと、入手が困難であること。それ以外は総じて良いと思います。7月半ばに販売が中止になってしまったので諦めてメルカリで入手しました。