丁度忙しい時期に借りてしまって、この昼休みしか読む時間がなかったので飛ばし読み。全体的に「ゼロ年代」の雰囲気がムンムンする。
- IT界隈のシェアや漸進的改善主義に対する楽観を共有するのは不可能だから、それ<も>可能な社会、の設計を志向したほうがいい (p.215 西田亮介氏の論考)その中で紹介されていた Link | Innovation-Nipponこのページにある資料はどれも面白そう
- 「コモンズ論を建築領域にどう応用するかということを研究してきました」(p.333 座談会での連勇太朗氏の自己紹介。)木造賃貸アパートの改修レシピ共有サイトモクチンレシピはとても面白い試みだと思う。「デザインを記述するために独自に開発したフォーマットやデータベース」が使われているらしい(p.263)。
この2つがビビッと気になったかな。他にも面白い部分はあると思う。「ゼロ年代」の雰囲気がムンムンとは言ったが、建築の方が書かれているのはそれなりに地に足がついているので。