台湾人とLINEしてたら「うわー689やー、神罰やー」とか意味不なこと騒ぎ出したので、「どしたん?選挙結果?」って聞いてたら、以下の面白いネタが聞けた。
2016年中華民国総統選挙で、馬英九から蔡英文に総統が変わったわけで、日本に留学するような層は大抵喜んでいる。
しかし、だ、その得票数が約689万票だったことが(一部で)話題を呼んでいる。689というのが前の総統馬氏の蔑称として使われていたためだ。
元ネタ?は香港の梁振英が689票(689万ではなく本当にたったの689)で当選して689が蔑称に用いられたもの。そこで、たまたま支持率を低下させていた台湾の総統馬氏の選挙時得票数も689万票で、台湾の文脈では馬英九=689と蔑称になっていた。で、今回の総統もなんと689万票だったとw ちなみにこの 689 を蔑称としてよく用いるのは台湾の2ちゃん的サイト ptt.cc だと思われる(2ちゃんねらーに相当する ptt民 の中国語訳がわからず突っ込み損ねたので未確認。「ところでお前 ptt民 かよwww」って聞いてみたかったのだが)。
(お互い拙い日本語と中国語で会話しているので、認識に誤りがあったらご指摘を)
参考:
- 649 v.s. 689:とある外国人の独り言 - ブロマガ 香港の方は 689 = 7がない = 無七 = 発音が一緒の言葉で「種無し、ヘタレ」を意味するムォチャッヨゥンという非常に汚い言葉がある。また台湾の人が香港の元ネタを意識しているかというとそうでもないとか。その真偽を確かめるには、馬英九の当選が梁振英の当選よりもずっと前なので、蔑称用法が先行していれば十分条件として台湾のネタは別だということになる。