スタンフォードの自分を変える教室に意志力は筋力みたいに疲れたり鍛えられたりするものだという話が出てくる。研究や芸術的創造活動に向かう力も意志力が時に必要で、それは筋力みたいなもので、根性が必要だと最近つくづく思う。
漫画の話で、東村アキコ『かくかくしかじか』に残念キャラとして登場する石崎君 について、東村先生の自問シーンがある(5巻、p125)。
竹刀でビシバシという手法自体にあれこれ批判はあっても、根性は大切ですよね。
かくかくしかじか コミック 全5巻完結セット (愛蔵版コミックス)
参考:
- 毎日3時間だけ書く - 快適な生活 書くことについて根性つける練習法
- スタンフォードの自分を変える教室の該当部分についての要約はスタンフォードの自分を変える教室 要約第三章-第四章|やる気のある人のブログが参考になります。
- 人格を全否定して追い込むスパルタ式の功罪 - keitaro-news - 書評から学ぶライフハック整理術 既に似たような話はないかとググったら 新「根性」論 ~「根性」を超えた「今どきの根性」~ (マイコミ新書) という本があったが、中身はちょっと違うようだ。
- タイトルをはじめ新・根性論にしようと思ってたけれど、
このツイートが頭をよぎり、けんさんやさかいさんが良く使っている「再訪」にした。…というのはなにも媚びているのではなく、まあ根性論を否定するに至った知見も重要ながら根性論もまた重要で、その重要性を違う角度から(スタンフォード本的な科学的根拠つきで)見直してるだけだよねと思ったので。「新しい○○」は大体眉唾であり、そもそもあまり新しくないことが多いという経験則。
— 河村賢 (@ken_kawamura) May 10, 2014 - 本文で引用した以外にも絵はまずたくさん描かないとみたいな話はよくある どうすれば絵が上手くなる!?漫画家・アニメーター達のコメント集 - NAVER まとめ し、ただ描くだけじゃダメっては話もよくある 絵が上達したい人向けのプロのアドバイスまとめに戸惑ってしまう理由: SABUROCKET
- 『かくかくしかじか』の関連個所は他に、3巻p.54で先生の根性論+東村さんの技術論という組み合わせの奏功とか、あと場所が思いだせないけどどっかに「今は親が文句言いに来るから竹刀辞めた」的な話があった気がする。あと石崎君は3巻、p.116に初登場。名前の由来はキャプテン翼の石崎君に似てるかららしい。
- マツコ・デラックスが「趣味に生きる」若者を批判 「死にもの狂いで3~5年働くことが大事」 | キャリコネニュース と マツコ・デラックスの「死にもの狂いで3年働け」に反発の声 「今の時代は本当に死ぬ」 | キャリコネニュース なんかもね。
- やる気に関する驚きの科学 竹刀でバシバシ的手法への批判として根性論以外に内発的動機を損なうというものがある。やる気に関する驚きの科学創造的活動の場合はある程度の内発的動機の後、それだけでは乗り切れない壁がある気がするんだよね、そこが根性論を再訪するきっかけになった。
- 根性論というよりやる気の話しだが、自分ルールでやる気が出ない時の行動ブレーキの外し方 - ログミー 5秒ルールというのがあって、やる気は5秒ですぎるので大事なことはすぐに取り組み、やってはならないことは5秒我慢するとだいぶ変わる。
- 他に『耳をすませば』で聖司君の留学が決まってから雫が頑張るシーンも根性を感じさせる。カロリーメイトは良くないし、思春期特有の他のテーマも絡んでくるけどね。