Drafts

@cm3 の草稿置場 / 少々Wikiっぽく使っているので中身は適宜追記修正されます。

デジタル・アーカイブとは何か 理論と実践

この本は(僕にとって)買い。一回しか読まない&流し読みしかしない本は図書館ばっかり使っているけれど、これはじっくり読もうと思う。

p.97からの長尾先生のインタビュー読んでるだけでわくわくした。要はセマンティックウェブ化する図書館。もちろん、自分の中にもある構想が大半なんだけれど、それがもっと明確に描かれているのをみると、がんばるぞーという気分になる。

余談的に書かれているけれど、p.101-102にかけて書かれている編集者による原稿ブラッシュアップの意義というのは大事だなと思う。「ネットの文章が玉石混交だ」という話はだいたい「どうやって玉を見つけ出すか」という話になりがちだが、石を玉に磨く機能も大事。人材の議論についてもそうだし、SJW関連の話もそうだけれど、議論・批判・訓練といった中で、主体にとって快適に、より社会にとって価値がある方向へ向かえるのが理想だなと最近つくづく思う。

今回は図書館で借りたので、流し読み、続きは買ってから。