Drafts

@cm3 の草稿置場 / 少々Wikiっぽく使っているので中身は適宜追記修正されます。

クリスタルユニバース

チームラボの個展が銀座で - 新作「クリスタルユニバース」は“宇宙の中を歩く”インタラクティブな作品 | ニュース - ファッションプレス

チームラボの個展「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」が、2015年8月21日(金)から9月27日(日)までの期間、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。

本展でチームラボは、「インタラクティブ4Dビジョン」を使用したインスタレーション作品の新作「クリスタルユニバース(Crystal Universe)」を発表する。

f:id:cm3ak:20150902024646j:plain

動画は音注意。

行ってきた。

残念ながら僕のiPod touchではその場でウェブアプリが動かずインタラクティブな側面は試すことができなかった。「デバイス判別がスクリプトに組み込まれていて弾かれてるってことあります?」みたいな質問にもスタッフの方はちゃんと答えてくださってたので、それで対応策が分からないってことは原因究明が難しそうだと思って諦めた。

鑑賞者は、スマートフォンのブラウザから専用サイトにアクセスし、宇宙を構成するエレメントの中から一つを選択。それを「クリスタル ユニバース」に向けてスワイプすることで、この宇宙を構成するエレメントの一つを空間に設置出来る。

複数人がやったらどうなるか?ってきいたところ、混合するようになっているらしい。お姉さんのスマホちょっと貸して試させてって言えばよかったな(笑)

光の宇宙空間に実際に入り歩きまわることも可能で、人間がこの空間に入ると空間全体が影響を受け、光は延々と変容し続けるという。

結構混んでて、ずっと人が入ってたのでずっと変わり続けていた。

LEDを3次元上に配置することで、3次元に動く立体物をリアルタイムに立体のまま映し出すことが可能なチームラボ独自の技術「インタラクティブ4Dビジョン」。これを使用し、無数の光を3次元空間に粒子として配置。宇宙空間における光の動きを表現したインスタレーション作品が「クリスタルユニバース」だ。

線状に並べたLEDを林立させることで、3Dの非常に荒い動画をおそらくそれなりに安価にまた安定して運用するという仕組み自体はとても良くできていた。近づきすぎたり明るすぎたりすると「仕組み」が裸になるし周りの人が見えすぎて没入感が無くなるので、暗い中で少し離れて少なめの光が明滅している方が好みだった。ワープっぽい動きなど、動きは上の動画の通りハッキリ感じることができた。3面の後ろ側には鏡が設置してあって奥行きを感じさせるようになっていたのも素晴らしかった。音はこういうメディアアートにありがちなアンビエント系だった。

一つだけのインスタレーションで人を呼ぶってのはなかなか勇気がいるけれど結構よかったんじゃないでしょうか。

インタラクティブ4Dビジョン」のアプリケーションとしての「クリスタルユニバース」が今回の作品だったけど、音を海の音にして、もう少し光の量を少なめにして、星降る中海の上のボートの上でプカプカする体験とか、音楽はダンスミュージックにして、体の動きでインタラクションを起こせるようにして近未来クラブっぽくするとか、いろいろ応用がありえそうですね。